古道具

世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
Modern design and Folk art of the world.

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Angel Pazmino ラウンジチェア

Angel Pazminoによるデザインの、本革と無垢材のラウンジチェア。エクアドルの“setca”というメーカーのものです。60年代頃でしょう。
ブラジルのモダンデザインは幾つか紹介されていますが、その他の南米の国のプロダクトはほとんど知られていないのではないでしょうか。
ミッドセンチュリーな雰囲気が漂う、南米ならではのグッドデザインです。
フレームの材はチークに似た雰囲気の木目。おそらく南米が原産の木材でしょう。
フレームは全て楔留めで組まれています。
本革は、両端をフレームに通し、裏側で木のペグを入れて固定する構造。
木部、革ともに時代を経た味わい深い質感になっています。
メーカーについての詳細は不明ですが、ロゴマークから、木を主材として家具を作っていた工房だったのでしょう。
革部に補修跡とシワが見られ、
1脚の前脚のフレームにクラックがありますが、大きなダメージはありません。
どういう経緯で日本に入ってきたのかも、とても興味深いですね。

Angel Pazmino ラウンジチェア

サイズ   幅650、奥行き705、高さ740、座面高さ400
価格   売約済 ありがとうございました。