古い往診用の小引き出し 外箱と引き出しの前板にナラの無垢材が使用されている、引き出しがたくさんの昭和初期の歯医者さんの往診箱です。 味のある木の質感と金属パーツの組み合わせが魅力的。本来は前扉が付いていますが、こちらは欠品しています。 医療道具を分類して収納するため、引き出しは色々なサイズで作られています。 2段目には仕切り付きの引き出しと、蒸気で消毒するためのガラスとスチールのトレイが付属しています。 トップには、ネームプレートと持ち手用の金具付き。 あまり事務用の小引き出しには見かけない、小さな円形のスチール製の取手も良いアクセントです。 正面向かって左側面の下に不思議な金具が付いています。治療中に道具を立たせるために付けられたものでしょうか。 本来はこの金具の中に持ち手があったようですが、こちらも欠品しています。 金具に若干錆びが見られ、 スチールトレイに、元の使用者のものと思われるサインが彫られています。 また、引き出し内に染みが見られ、 左の側面に小さな穴が1箇所あり、塗装の白いムラが見られます。 他にもスレや白い跡がありますが、大きなダメージはなく、引き出しもスムーズに出し入れできます。 業務用ならではの、実用的なデザインが個性的。今ではなかなかお目にかかれない珍しい作りです。小物の収納や裁縫箱としてもおすすめ。 古い往診用の小引き出し サイズ 幅338、奥行き240、高さ310 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )