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天童木工 剣持勇キャスターチェア

3次元の曲線が美しい、天童木工製、剣持勇デザインのキャスターチェアです。1960年に発表され、80年代まで生産されていたモデル。現在でも4本脚の物は販売され続けている、ロングライフデザイン・プロダクトです。
中心の軸にあるパーツを回す事で、シェルを昇降させる事ができます。
その角度から見ても曲線がきれいなデザイン。プライウッドを3次曲線に曲げるのは高度な技術が必要とされます。天童木工の技術力があってこそのフォルムですね。
ベースは砂型によるアルミの鋳物。現代ではこの鋳造方ではコスト面で合わなくなってしまったため、このタイプの脚は生産されなくなってしまったようです。
張り時は黒の合皮。
張り地に小さなキズが何箇所見られますが、大きな破れ等はありません。
脚にも細かいアタリや錆びがありますが、大きなダメージはなく全体的にきれいな印象です。
ジャパニーズモダンのマスターピースと言って差し支えないでしょう。ここ数年、見かける事が少なくなっているように思います。

天童木工 剣持勇キャスターチェア

サイズ   幅530、奥行き520、高さ720〜760、座高450〜490
価格   売約済 ありがとうございました。