世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
Modern design and Folk art of the world.

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Eero Saarinen “Tulip”テーブル

1956年にknoll社から発表された、Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)によるデザインの"Tulip"テーブルです。
ミッドセンチュリーモダン・デザインを代表するシリーズで、同じ構造を持つ椅子やダイニングチェアなどの一連のデザインのバリエーションの1つ。
天板の大きさに幾つか種類がありますが、こちらは直径60cm。コーヒーテーブルとしてちょうどいいサイズだと思います。
シンプルなデザインだからこそ、面取りのカットや脚の曲線などのディテールが目を引きます。
天板の縁に塗装の小傷やクラックがあり、
ベースに細かい傷、スレや若干の黄ばみが見られますが、構造的な問題はなく、天板にも目立つダメージはありません。
素材感とマッチした繊細なラインが本当に美しいテーブルです。新しい素材や技法の開発に理想のフォルム実現の可能性を感じたであろう、ミッドセンチュリー期のデザイナーたちの情熱がうまく昇華された、決して色あせることの無い普遍的な魅力を持つデザインだと思います。

Eero Saarinen “Tulip”テーブル

サイズ   直径600、高さ530
価格   売約済み ありがとうございました。