昭和初期 ナラ無垢材カード入れ 味深い質感になっている、ナラ無垢材のカード入れです。昭和初期に作られたもの。 箱の本体と引き出し、ほぼ全てにナラの無垢材が使用されています。 奥行きの深い引き出しにはバネ付の仕切が1枚付属し、自由に位置を調整可能です。 ナラ材特有の斑が見られる木目の表情が魅力的。 天板と側板は「蟻組み」という技法で、しっかりと丁寧な手仕事で組まれています。 ネームプレート付の鉄製取手もいい雰囲気。 日本におけるタイプライター製造技術の開拓者と言われる、「黒澤貞次郎」氏の名前の英語表記あり。氏が経営していた事務用具店、「黒澤商店」で販売されていたもののようです。 取手にも「KUROSAWA TOKYO」の刻印が見られます。 写真の右側の物は、乾燥により側面の継ぎ目が少し空いており、スレやアタリが見られます。 また、引き出しの底板に染みがあります。 写真左のものは、引き出しの前板に細いアタリがあり、 上の面にスレや隙間が見られます。 どちらも取手に若干の錆びがありますが、構造的な問題はなく、引き出しの出し入れもスムーズです。 時代感のある表情が魅力的な古い小家具です。手紙や葉書の整理、道具の収納などに。 昭和初期 ナラ無垢材カード入れ サイズ 幅255、奥行き410、高さ175 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )