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Kai Kristiansen “No.42” チーク材

デンマークの代表的なデザイナー、Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)の名作"NO.42"です。1956年の発表。近年、徳島県の宮崎椅子製作所から正式に復刻されていますが、こちらはデンマーク製のオリジナル・ヴィンテージ。フレームはチーク材で、張り地は張替済みです。
背もたれにつながる水平のハーフアーム、前方から斜め下に伸びる後ろ脚が特徴的で、他にはない個性的な構造となっています。
2本の後脚は床に向かってすぼまっており、そのバランスも素晴らしいデザインです。
座面は本来はウェービングテープの構造ですが、こちらは板座に交換されています。
背もたれと座面ともに身体に沿った緩やかな曲線を描き、良好な座り心地です。
背もたれの角度が身体の動きに沿って少し変わるのも、この椅子の大きな特徴。
チークの無垢材削り出しの、アームの形状もきれいです。
張り地はコットンリネンのさらっとした感触のファブリック。
肘掛に細いアタリが見られ、
左手の肘掛の接合部に補修跡がありますが、目立つ大きなダメージはありません。
座面裏の4隅にチークの補強材が後から付けられていますので、しっかりとしており、緩みやぐらつきはありません。
細部まで美意識が行き届いたデザイン性と、デンマークのクラフトマンシップがどちらも高いレベルで宿っている、北欧モダンデザインを代表する傑作。まだ張り替えていない在庫も1脚ありますので、張り地のオーダーも可能です。ご希望の方はお問い合わせください。

Kai Kristiansen “No.42” チーク材

サイズ   幅535、奥行き555、高さ750、座面高さ450
価格   売約済 ありがとうございました。