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桜無垢材 ガラス引戸重ね書庫

桜無垢材が使用された、6段ガラス引戸の2つ重ね書庫です。昭和20年代頃のものでしょう。シンプルなデザインとスリムなサイズ感で、すっきりとした印象です。
下段天板にはホゾがありますがきれいに仕上げられていますので、2段に分けてもお使い頂けます。
下段の1段目は縦2枚の仕切りが作られており、背板が抜かれたデザイン。
ビジュアル的なアクセントにもなっています。
下段は天板と側板が組み継ぎされており、細部まで丁寧に作られています。ほぞがあることによって、上段がずれてしまう事はありません。
ガラス戸はこちらの小振りな船堀の引き手がオリジナルのものと思われますが、

小振りでフロスト加工されたものと、
少し大きいタイプのものも見られます。おそらく後から作成されたものでしょう。
小キズやスレ、

小さな補修跡などがあります。
上段の背側の横材は乾燥により若干反って両端に少し隙間が生じており、
ガラス戸に小さなチップとスレが見られますが、目立つ大きなダメージはありません。
両側板接合部にやや隙が生じていますが、使用や構造には支障のない程度です。
ガラスの透き通った雰囲気と落ち着いた色味の木部がいいバランスで、中に入れた物をきれいに見せてくれます。しっかりとした作りですので、食器棚などにもいいでしょう。

桜無垢材 ガラス引戸重ね書庫

サイズ   幅695、奥行き298、高さ1,857
各段高さ270
価格   売約済 ありがとうございました。