昭和初期 縦長10杯引き出し 縦長でスリムなフォルムの10杯引き出し棚です。昭和の初めころ。両脇の縦材で全てを一度にロックできる構造になっています。書類棚として作られたものでしょう。 材ははっきりとはわかりませんが、主要な部分には優しい表情の無垢材が使用されており、側面には欅と思われる材がはめ込まれています。 引き出しの取っ手は全てネームプレート付き。 3箇所異なるデザインのものに交換されていますが、それほど違和感は感じられません。 天板の面取りや横材の角の丸みなど、品があり柔らかな表情が見られます。 向かって右側の縦材が施錠できるようになっています。左側の縦材は特に機能性はなく、両サイドのバランスをとるために付けられているようです。鍵は紛失しており、付属しませんのでご了承ください。 天板に乾燥による隙間が生じており、 引き出し内部や、裏板にシミが見られます。 他にも細かいキズや傷みが見られますが、目立つ大きなダメージはありません。引き出しの出し入れはスムーズです。 この時代の日本の家具には珍しく、縦材がそのまま伸びて脚になって引き出し部分は床から少し持ち上がり、スリムな横幅と相まってとても軽快な印象。ちょっとしたスペースにも置きやすく、小物の整理などに役立ちそうです。 昭和初期 縦長10杯引き出し サイズ 幅460、奥行き385、高さ1,433 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )