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チーク材 オーディオラック

光城精工社製、フレームにチーク材が使用されたガラス扉のオーディオラックです。同社は1990年の創立で、医療機器やオーディオ用などの電源装置を中心に、カーオーディオやイヤホン、ケーブルなどを開発生産しているメーカーで、過去にはターンテーブル用の木製ベースなども製作していたようです。
上段の背板に放熱と配線のための開口あり。棚板3枚付きです。
きれいな木目が見られる板目の突き板仕上げ。
天板は一段低くなっており、縁はきれいに面取加工が施されています。
棚板はいずれも高さの調節が可能です。
ガラスは薄いアンバー色。
扉に使用されている円形の薄型丁番や、
本体が少し浮いているようにも見える少し奥まった底板など、ディテールから精密機械をメインとする会社ならではの細かい部分への配慮が見て取れます。
光城精工社は、当時“DeRack”というブランド名でいくつかのプロダクトを発表していたようです。
木部に細かいスレや若干の色ムラがあり、
金属パーツの表面にも小錆などが見られますが、目立つ大きな傷みや構造的な問題はありません。
丁寧な作りと細部まで行き届いた美意識は、家具メーカーにも引けを取らない質の高さ。オーディオラック以外の使い方にも十分対応してくれると思います。

チーク材 オーディオラック

サイズ   幅620、奥行き460、高さ850
価格   売約済 ありがとうございました。