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2羽の鳥柄の陶板

2羽の鳥と可憐な花が表現された陶板です。作者の表記などは残っておらず詳細は不明ですが、おそらく日本の作家による物でしょう。60〜70年代。
ナラ材の枠に埋込まれており、絵柄の構成や色合い、モチーフから、Royal Copenhagenの“Tenera”シリーズなど、北欧デザインからの影響も感じられます。
左右対称の2羽の鳥は青をベースに、色の濃淡や色味、模様の違いでそれぞれ個性的に描かれています。
左の鳥は白色ベースに青と茶の模様が爽やか。
尻尾の模様は綿毛のようなふわふわとした羽を想像させ、小鳥のような初々しさを感じます。
右側の鳥は藍色とグリーンをメインに描かれ、口には木の実をくわえていたり、力強さを感じます。
立体感の有るテクスチャーは陶板ならでは。
鳥を中心に配置された花もそれぞれに個性が有り、細部まで丁寧に描かれています。
裏面には壁掛け用のフック付き。
フレームの角に若干の隙間が生じており、
ベースの部分に表面的な貫入が見られますが、ヒビや欠けなどの目立つ大きなダメージはありません。
優しく淡い色使いもいいバランスです。玄関先や、庭が見える空間などの彩りにいかがでしょうか。

2羽の鳥柄の陶板

サイズ   縦160、横471、厚さ12
価格   売約済 ありがとうございました。