菅井汲 シルクスクリーン “vierge” 50〜80年代にかけて日本とフランスで活躍した画家、菅井汲(すがい くみ)の、星座をモチーフにした1973年のシルクスクリーン連作の1枚、 "vierge"(乙女座)です。大胆にデフォルメした幾何学模様をポップな色彩で表現する、菅井の作風が存分に堪能できる作品。 1919年に神戸で生まれ、当初は阪急電鉄でデザイナーとして活躍していました。52年に渡仏して間もなく開催した個展が大成功し、パリ美術界のスター的存在となったようです。 右下には鉛筆による直筆のサインが、 左下にはエディションナンバーの15/100の数字が見られます。 ナラ材のフレームで額装済み。 リトグラフに薄いスレや、 細かい染みが見られます。 1箇所に少し折れ跡がありますが、大きなダメージはありません。 無類のスピード狂であったという菅井汲、愛車ポルシェに乗ってフランスの街を疾走しながら目に入る光景はどんなものだったのでしょうか。その時の感覚が作品にも反映されているのは間違い無いでしょう。 菅井汲 シルクスクリーン “vierge” サイズ フレームサイズ 縦812、横662 イメージサイズ 縦515、横485 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )