オーク材クロスバック曲木椅子

クロスした背が特徴的な、ラタン編み座面のベントウッドチェアです。フレームはオーク材。ミヒャエル・トーネットがデザインした一連のベントウッドチェアよりも後年に出たデザインですが、こちらも定番的デザインの一つとなっています。

ベントウッドチェアにはビーチ（ブナ）材を使用するのが一般的ですが、こちらの椅子にはオーク材が使用されており、木目を活かしたナチュラルな仕上げとなっています。

笠木が後ろ脚から伸びた縦材よりも後ろについているのも特徴で、より後傾したリラックスできる座り心地。

座面は「かごめ編み」できれいに手編みされています。

滑らかに削り出された笠木や、

クロスした、平らな材を曲げたリボンのような背のラインがこの椅子の印象を特徴づけています。

要所が金物で固定されており、その質感もナチュラルなオーク材とよく合っています。

表面的なクラックが見られ、

籐が数ヵ所切れていますが、通常使用には支障のない程度です。

ダークな色でペイントされたベントウッドチェアとは一味違うデザインと質感がエレガントな印象。フレンチカントリー家具などと合わせてみたい椅子です。

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