モダンな片袖机 斜めに配された先細りの脚が特徴的な、モダンで個性的なフォルムの片袖机です。昭和30年代。脚部はナラの無垢材、天板は突き板仕上げです。 オランダのデザイナー、フリソ・クラマーのドラフティングテーブルを思わせるシャープなデザイン。天板縁の材も斜めにカットされ、統一感を持たせています。 横に無垢材の棚が付いた引き出し部分は、天板、床両方から独立した浮遊感のある構造。 前側は椅子を入れたときに脚に当たりにくいように、Rをつけてカットされています。 棚には立ち上がりが付けられ、置いた物が落ちにくいよう工夫されています。 引き出し前板にはやや赤みがかったチーク材のような印象の材が使用されており、この時代の日本のモダンな家具によく見られる斜めに配置して下側の木口を引き手とする構造に。ここでも脚との統一感を出しています。 出し入れはどれもスムーズ。 天板の塗装は全体的にラッカーに細かいクラックが入っており、色ムラやシミ、 角のキズなどがあります。 側面や引き出し脇にもスレや塗装の傷みがあり、 引き出し底板に薄いシミが見られますが、いずれも表面的なもので、構造に関わる問題はありません。 引き出しが乗る横材がややたわんでいますが、使用には支障のない程度です。 あまり見かけない珍しいモダンなスタイルの机。間の取り方が日本的で、同時代の北欧やアメリカの家具とは違うベクトルのモダニズムを感じます。表面的なダメージは目立ちますが、まだまだ現役で活躍してくれそうです。 モダンな片袖机 サイズ 幅905、奥行き605、高さ740 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )