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マルニ木工のヒモ椅子

マルニ木工の、背にロープが張られた椅子です。昭和30年代頃。フレームはナラ材、座面はブラックのビニールレザーに張替え済みです。
斜めのラインがうまく取り入れられており、ロープの素材感だけではなく、フォルムにもしっかりとした個性とデザイン性があります。
背にもたれる際、実際に体重がかかるのは主に笠木の部分です。ロープは若干のサポート程度ですので、強度的な心配はないと思います。
座面下のウレタンも新しいものに交換済み。
斜めのラインが印象に残ります。
ナラ材もいい風合いに。
裏側には古いのマルニ木工のプレートが。
どちらも、ビニールのコーティングが所々途切れています。
若干横方向への揺れがありますが、座ると気にならない程度です。その他細かな傷はありますが、大きなダメージはありません。
真横から見ると、どことなくプルーヴェなどのフレンチ・ヴィンテージ的な雰囲気もあるように思います。素材使い、フォルム、ともに魅力的な、知られざるジャパニーズ・モダンの名品、と言った感じの椅子です。

マルニ木工のヒモ椅子

サイズ   幅390、奥行き450、高さ700、座面高さ410
価格   売約済 ありがとうございました。