Hans Olsenチーク材チェア

1950〜60年代に活躍したデンマークのデザイナー、Hans Olsen（ハンス・オルセン）デザイン、Frem Rojle工房で制作されたチーク無垢材のダイニングチェアです。60年代のヴィンテージ。

Hans Olsenといえば、テーブルにチェアをはめ込むことができる3本脚の椅子のダイニングセットがよく知られていますが、こちらも同じく、背の笠木がテーブルの幕板にぴったり収まるようデザインされたものです。

両端に向かって細くなる脚のラインや、楕円形の貫がきれいなデザイン。

笠木は斜めにカットされており、背中に程よくフィットする角度と高さで身体を支えてくれます。

テーブルへの収まりが考慮された、少し横長な座面も特徴的。

こちらも身体に沿うように緩やかな曲面で作られています。

無垢材で削り出された背もたれ。木目がきれいに現れています。

座面の張り地は黒の本革で張り替えられています。

背もたれに薄いスレがあり、

フレームに少し染みが見られますが、目立つダメージはなく、全体的に良好な状態です。

主張しすぎないシンプルなデザインですが、こだわったディテールや優しい雰囲気に北欧ヴィンテージらしさが感じられます。

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