Børge Mogensen “J39” デンマークの近代デザインにおける名匠の1人、Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)の代表的な作品、"J39"です。FDB(デンマーク協同組合連合会)から一般市民のために安価で質の高い椅子を作ってほしいという依頼に応え、1947年に完成した椅子。こちらは60年代頃のヴィンテージです。 アメリカの教会で座るシェーカーチェアがデザインの元になっています。コストを抑えるため工程を極めてシンプルにした機械加工で作られたビーチ材のフレームと、職人による手編みのペーパーコード座面の組み合わせ。 正規のサイズより座面の高さがやや低めで、脚が2センチ程カットされているようです。 カーブを描いた広めの背もたれが背中に程よくフィットし、 座ると身体がペーパーコードの座面に馴染みます。 角や脚の先端は全て丸く仕上げられ、丁寧な仕上げに手仕事の跡が感じられます。 ペーパーコードの状態は良好。当分の間、問題なくお使い頂けそうです。 1脚にデンマークのNordisk Andel's Eksportのシールが残っています。輸出業者のものでしょう。 木部に染みやスレが見られますが、構造的な問題はありません。 脚先はきちんと面取りされており、ぐらつきもありません。 大衆視点の簡潔なデザインがウェグナーのYチェアの発想につながったとも言われる、時代を超えて長く愛されてきた名作です。 Børge Mogensen “J39” サイズ 幅485、奥行き445、高さ725、座面高さ415 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )