アフリカ マコンデ木彫 大
アフリカのタンザニア南部からモザンビーク北部の高原に居住するマコンデ族による、黒檀を使った「ウジャマ」と呼ばれる彫刻作品です。40〜50年ほど前の作品と思われます。
高さ1メートル以上の、この時代のウジャマはなかなか希少だと思います。
黒檀の光沢のある質感が素晴らしく、アフリカに住む人たちの肌の美しさや生命力、力強さを感じさせます。
人物と思われるディテールが散見されますが、かなりデフォルメされており、抽象彫刻のような印象も受ける作風。
表面的なクラックや補修跡が数ヵ所見られますが、欠損や大きなダメージは見られません。
見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
プリミティブでありながらも洗練された表現はアフリカン・アートならではの個性。マコンデ彫刻の中でもかなりセンスの良い作家による作品だと思います。
アフリカ マコンデ木彫 大
サイズ 幅200、奥行き165、高さ1,220
価格 ¥56,500 (税込み)