Thonet No.98スタイル 曲木椅子
1920〜30年代のポーランド製と思われる、ベントウッドチェアです。
トーネットのNo.98番をベースにした、3本のスピンドルが特徴的な定番のスタイル。
同社の製品である可能性が高いと思いますが、ラべルなどが残っておりませんので断定はできない状況です。
背もたれの緩やかなラインはベントウッドならでは。
座面には「トンボ型」と呼ばれるエンボス加工が施されています。
少し広がった脚がきれいなシルエット。
挽物のスピンドルや、
太さに変化をつけた両脇など、背にもさりげない装飾性が見られます。
フレームにやや色ムラがあり、
座面の後ろ側に幾つかの表面的なクラックが見られますが、使用に支障があるものではありません。ぐらつきなどもなく、しっかりと安定しています。
モダンデザインの源点と言える、デザイン史的にも重要な意味を持つ椅子です。軽量で持ち運びやすく、実用的なの点もいいですね。
Thonet No.98スタイル 曲木椅子
サイズ 幅410、奥行き440、高さ850、座面高さ455
価格 売約済 ありがとうございました。