60年代 チーク材サイドボード 足の構造が個性的な、チーク材のサイドボードです。特に表記は見られませんが、60年代の日本製でしょう。 脚と、少し浮かせたキャビネットとのバランス感が素晴らしいデザイン。ウェグナーのデザインにも同様なバランスのサイドボードがありますので、それを意識したものと思われます。 左右の4角を横材でつないだベースに、さらに短い材を足し、その上にキャビネットを乗せています。そのため、浮遊感のある独特な印象に。 左右の引き戸内は、3段階に調節可能な棚板がそれぞれ1枚のシンプルな構成。 引き戸は上部の溝と、下は扉で隠れている中心の小さなパーツのみがガイドとなっており、底板には溝がなく非常にすっきりとした見た目となっています。 天板は三方がややせり上がったデザイン。 引き手は襖の物のデザインのようで、こういった部分にどことなく日本らしさを感じます。 フレームや、 天板に小キズやスレがあり、 向かって右側面や、 左側の扉、 内部に若干の染みやスレがありますが、いずれも表面的なもので、大きなダメージや構造的な問題はありません。 また、右側扉の底部分に補修跡がありますが、開閉に影響はありません。 日本らしさをうまくモダンにアレンジして取り入れていると思います。ほとんど見かけることがありませんので、それほど多くは作られていないプロダクトでしょう。 60年代 チーク材サイドボード サイズ 幅1,500、奥行き450、高さ895 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )