天童木工 古いプライウッドチェア 1950年代頃の、天童木工社のブナ材が使用されたプライウッドのヴィンテージチェアです。 張り地はオリーブグリーンのコットン×リネンの生地で張替え済み。内部のウレタンも交換しています。 背もたれを支持するパーツのカーブが特徴的な、イームズの影響が濃く感じられるデザイン。脚貫のくびれもきれいなシェイプです。 背を受けるパーツが程よくしなり、体を優しく受け止めてくれます。 背もたれと座面はプライウッドによって体に沿う緩やかな曲面を描いており、心地よい座り心地。 背もたれを固定している部分はイームズのDCWなどと似たディテールとなっており、アメリカ発のモダンデザインが日本にも強い影響を与えていたことが伺えます。 脚先のアクリルパーツもこの時代のものならでは。やや黄変しており、時代を感じさせます。 滑らかなラインを描くフォルムにフィットする、さらりとした柔らかな手触りのファブリックを選びました。イタリアの生地ならではの微妙な色合いもブナ材のナチュラルな質感によく合っていると思います。 木部に染みやスレが見られますが、構造的なダメージはなく、ぐらつきもありません。 欧米のモダンデザインに懸命に追いつこうとしていた時代の、希少な椅子。日本のモダンデザインにおいて、「天童木工」というメーカーが果たした役割の大きさを改めて感じさせられます。 天童木工 古いプライウッドチェア サイズ 幅430、奥行き480、高さ775、座面高さ410 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )