Niels Koefoed “Liz” チークチェア
デンマークKoefoed Hornslet社製、Niels Koefoed（ニルス・コエフォード）がデザインしたチーク材のハイバックダイニングチェア、“Liz”です。自身の3人の娘の名前から名付けられた、“Eva”・“Liz”・“Ingrid”の3部作のうちの一つで、60年代のヴィンテージ。座面は黒の合皮で張替え済みです。
4本の横貫が並ぶ、ラダーバックのデザインが特徴的。
笠木の緩やかなアーチ、背貫のきれいなシェイプ、後ろ脚の下に向かって広がるラインなど、有機的な曲線美が目を引きます。
真横から見た背から後ろ脚にかけてのラインもとてもきれい。この部分にのみ、プライウッドが使用されています。
座ると、ハイバックの背もたれが肩までしっかりと支えてくれます。
座面の奥行きは比較的コンパクト。
座面後ろの材も背の横貫に共通する曲線を描いており、
前後の脚をつなぐ横材はサイドが平らに削られているなど、細部までしっかり丁寧にデザインされ、作られています。
張り地には、ヴィンテージ家具と相性の良い、キメの細かい表情の合皮を使用しています。
フレームに細かいアタリやスレが見られますが、大きなダメージはなく全体的に良好な状態。
繊細なラインがとても美しく、どの角度からもそれぞれにきれいな姿を見せてくれます。
Niels Koefoed “Liz” チークチェア
サイズ 幅475、奥行き545、高さ955、座面高さ450
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