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J.L.Moller “No.77” チーク材

デンマーク、J.L.Mollers社製のダイニングチェア、“No.77”。70年代のヴィンテージです。フレームはチーク無垢材、座面は赤茶の合皮で張替え済み。
J.L.Mollers社は家具職人でありながらデザイナーでもあったNiels.O.Mollerが1944年に設立した、デンマークを代表する家具工房として知られています。
前脚、後脚ともに正面から見ると垂直に近いラインですが、横から見るとどちらも下に向かってやや広がり、座面もやや後傾していることがわかります。
単純な水平や垂直を多用しない滑らかなラインが特長的で、
中心が少し下がった座面など、造形的な美しさだけではなく座った際の感触にも配慮されたデザインとなっています。
思わず手で触れたくなるスムーズな曲線となめらかな触り心地も高い木工技術を持つ工房ならでは。J.L.Mollerと聞いて先ず思い浮かぶディテールでしょう。
質の高い赤茶色の合皮はスムーズな触感で、滑らかなフレームのラインとよく調和しています。
どちらにも細かいキズ、アタリは見られますが、大きなダメージやグラ付きなどは有りません。
デンマークを代表する工房の、洗練されたデザインの素晴らしい椅子です。

J.L.Moller “No.77” チーク材

サイズ   幅430、奥行き470、高さ755、座面高さ445
価格   売約済 ありがとうございました。