Givenchy スケッチ画リトグラフ

フランスのファッションブランド“GIVENCHY”の創設者である、Hubert de Givenchy(ユベール・ド・ジバンシィ)によるスケッチ画のリトグラフです。パリにあるムルロー工房で印刷された物。

ジバンシィは25歳で自身のメゾンを開設して「モードの神童」と呼ばれ、オードリー・ヘプバーンやアメリカ大統領夫人ジャクリーン・ケネディなどを顧客として持つ才能豊かなデザイナーでした。「ティファニーで朝食を」を始めとする数多くの映画におけるヘプバーンの衣装もジバンシィによるデザイン。

トップがふんわりとしたヘアスタイルに少しタイトなトップス、

ウエストの大きなリボンが特徴的なマキシ丈のスカート。80年代頃のスタイルでしょうか。

上のサインは刷込みですが、その下に鉛筆による直筆のサインが書かれています。

エディションは199/200。左にはムルロー工房のエンボスが見られます。

壁掛け用の紐は新しい物をおつけしてお渡しします。

フレームに若干の傷みが見られますが、作品自体はシミなどもなく、たいへん良好な状態です。

あまり見かけないファッションスケッチのリトグラフ。斬新な発想と鋭い感性で世界のファッション界をリードしたジバンシィの創作の過程が垣間見れる、とても興味深い作品です。色数が限定されていますので、インテリア的にも飾りやすいと思います。

古道具