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メキシコ トナラ焼き花器

メキシコ第2の都市グアダラハラ近郊のトナラ地方の工芸品、トナラ焼きの花器です。60〜70年代にグアダラハラの南に位置するトラケパケにあるEL PALOMAR(エルパロマール)工房で製作されたもの。
「PAROMA」はスペイン語で鳩という意味で、エルパロマール工房では鳩がモチーフの可愛らしい作品も多く作られています。
こちらの花器も鳥がモチーフの絵柄で蝶々も飛び交っており、反対側にはやや印象の異なる柄が描かれています。大きな鳥は親鳥でしょうか。
側面に描かれているのは植物モチーフの模様。
濃淡の異なる青い釉薬をメインに、鉄釉によるものと思われる焼けた茶色をアクセントに見事に絵付けされており、素朴ですが繊細な素晴らしい図柄となっています。
青と茶が絶妙なバランス。
底裏に「EL PALOMAR」の表記が見られます。
貫入が入っている箇所がありますが、水漏れなどはありません。欠けている箇所もなく良好な状態です。
洗練された素朴さと繊細さ、生き生きとした表現が大変素晴らしいメキシコの民藝。色数が抑えらえていますので、インテリアにも取り入れやすいと思います。

メキシコ トナラ焼き花器

サイズ   幅157、奥行き93、高さ420
価格   売約済 ありがとうございました。