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天童木工 剣持勇 キャスターチェア

剣持勇によるデザインの、天童木工社製のキャスターチェアです。70〜80年代のヴィンテージ。同じシェル形状の椅子は今でも販売されていますが、キャスターベースのものは廃番となっています。
張り地はオリジナルの黒のビニールレザー。3次曲面プライウッド下地による立体的なシェルは後ろ姿もきれいです。
約4.5cmの範囲で高さ調節が可能な構造となっています。
4本脚のベースはアルミの鋳物製。現在ではコスト的に採用するのが難しく、ヴィンテージのみに見られる素材遣いとなっています。
木下地とは思えない立体感。体を優しく受け止めてくれます。
軸にあるパーツを回すと座面が上下します。
キャスターの動作はスムーズ。
シェルに細かい傷、破れが見られ、
フレームにも傷がありますが、いずれもそれほど気になるものではないと思います。構造的にも問題ありません。
80年代頃まではサイズやベースのバリエーションが豊富に展開されており、今でもそのいくつかは継続して生産されています。天童木工を代表するシリーズの一つと言えるでしょう。高い技術と自由な発想の融合による、ジャパニーズモダンの傑作チェアです。

天童木工 剣持勇 キャスターチェア

サイズ   幅530、奥行き540、高さ710〜755、座面高さ410〜455
価格   売約済 ありがとうございまいした。