デンマーク アッシュ材スツール アッシュと思われる無垢材が使用された、半円型のスツールです。デンマーク製。1920〜30年代頃の物でしょう。 石畳や不整地でも必ず安定する3本脚による構成は、ミルクスツールやシューメーカーチェアなどと同じく、作業用を前提としたデザインと思われます。 同じ材ですが、使用されている部分が異なり、木目の印象がかなり違います。 こちらは柾目のすっきりとした印象で、 もう1脚は板目の大胆な曲線に味わいがあります。 座面は古い塗膜を落とし、サンディング後オイルにて再仕上げ済み。 先端に向かってやや太くなる逆テーパーの脚は、日本の古い船舶用の3本脚スツールにも見られるディテール。シャルロット・ペリアンによるデザインの3本脚スツールにも同様の形状が採用されており、職人達の日常道具からインスピレーションを受けたのかも知れません。 先端に丸みを持たせているのも安定性を考慮しての事でしょう。 小キズ等は見られますが、目立つ大きなダメージはありません。 横の繋ぎ材などはありませんが緩みは全く生じておらず、しっかり堅牢な状態を保っており、作りのよさが感じられます。機能性を追求して辿り着いた洗練は、まさに「民藝」。天板がフラットですので、ディスプレイ台やサイドテーブルとしてお使いいただくのもよいでしょう。 デンマーク アッシュ材スツール サイズ 左 幅420、奥行き330、 高さ413 右 幅400、奥行き330、高さ413 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )