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Kai Kristiansen “No.42”チーク×本革

20世紀半ばのデンマークを代表的するデザイナーの1人、Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)によるハーフアーム・ダイニングチェア、“No.42”です。Schou Andersen Møbelfabrik工房製のヴィンテージ。
近年徳島県の宮崎椅子製作所から本人承認の基に復刻されています。こちらは現行品には無いチーク無垢材フレームで、張り地は黒の本革。
背を支える材から鋭角に伸びる後ろ脚のシルエットがとても美しく、Kai Kristiansenがデザインした椅子の中でも特に人気のある1脚です。
削り出しによるシャープで立体的なラインがとてもきれいな短めのアームは最小限の面積で体を支え、見た目の美しさと機能性との両面を兼ねています。
僅かに角度が変わる背もたれもこの椅子の特徴の一つ。
座面は枠にはめこむ構造となっています。
革は近年張替えたものと思われ、シボ感のないスムーズな表情が繊細なデザインとよく合っています。
2脚ともアーム片側の接合部、
脚と横材の接合部に僅かに隙間が生じていますが、構造的な影響はないようです。
また、革に若干の使用感があり、
脚先に細かい傷や打ち込みが見られますが、目立つダメージはありません。
ゆったりとした背もたれと座面で座り心地も良好。どの角度から眺めても美しい姿を見せてくれます。2脚並んだ姿もとてもきれい。復刻品も高いクオリティですが、やはりオリジナルには独特の魅力があります。

Kai Kristiansen “No.42”チーク×本革

サイズ   幅540、奥行き555、高さ740、座面高さ460
価格   売約済 ありがとうございました。