世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
Modern design and Folk art of the world.
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オーク材 バルボスレッグテーブル
オーク無垢材が使用された、小ぶりなテーブルです。1920〜30年代のイギリス製。「バルボスレッグ」と呼ばれる中央が膨らんだ2本の脚が特徴的なデザインは、15世紀末〜16世紀のイギリス・テューダー朝時代に流行したスタイルです。天板の中央には、斑が現れたインパクトのある材が大胆に使用されています。“Cup And Cover Leg”と呼ばれるスタイルの脚のデザイン。比較的シンプルな装飾もテューダー朝様式の特徴の一つです。ベース部分の直線的で立体感のあるフォルムも印象的。表面的なキズ、クラック、塗装のムラなどが見られますが、目立つ大きなダメージや構造的な問題はありません。イギリスアンティークにしては小振りで置きやすいサイズ感で、デスクや、コンパクトなダイニングテーブルなど、いろいろな用途でご活用いただけると思います。比較的シンプルなデザインですので、インダストリアルな素材感のアイアンチェアなど、ミックススタイルで楽しむのもよいでしょう。