アンティーク ベントウッドチェア 20世紀初め頃の、アンティークの曲木椅子。表記は残っていませんが、デザインと作りから判断すると、オーストリアのMundus(ムンダス)社の物と思われます。 曲げ木技術の元祖はTHONET社ですが、THONET社の加工特許が切れた1870年代以降、“”Mundus”、“Jacob & Josef Kohn”、“Fische”という後発の3社がTHONETと競合していました。 1914年にMundus社はJ. & J. Kohn社に吸収されてMundus and J.J.Kohnとなり、1922年にはTHONETに吸収合併されます。 背もたれが綺麗なカーブになっており、クラシックな挽物の装飾もいいアクセントになっています。 エンボス加工もいい風合いに。 曲木ならこその優しいラインで仕上がった脚。 フレームに小さなアタリや色むらがあり、座面の縁に乾燥による隙間が見られますが、構造的な問題はありません。 歴史の重みが詰まった、アンティークならではの質感を感じて頂けるベントウッドチェアです。 アンティーク ベントウッドチェア サイズ 幅380、奥行き460、高さ875、座面高さ475 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )