世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
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日本楽器 折り畳み文化椅子

昭和3年に日本楽器(現ヤマハ)から発表された折りたたみ椅子です。当時は「文化椅子」という名称で販売されており、ロッキングチェアやテーブルなどとともに、リビング・ダイニングの家具セットで展開されていました。
折りたたみが可能なのはちゃぶ台などと同じく、当時の日本の家事情に配慮してのこと。布団を敷く際にはたたんで仕舞い、狭い空間を有効に利用するための機能として採用されていました。
張り地の帆布はたいへん良好な状態。近年張り替えられている様です。
中心部分が少し下がった局面に仕上げられたアームや、
側面の正円形の抜きや、
脚部正面に施された3本の直線的な掘り込みなど、アール・デコの影響が感じられるさりげない装飾性が見られます。
1脚には「類似意匠登録第1号」と書かれたプレートが残っており、最初期の製品と思われます。
もう1脚には「56348」と5桁の番号プレートが残っており、こちらはもう少し後の時代のもののようです。
どちらにも表面的なスレや小キズ、色ムラなどが見られますが、いずれも雰囲気を損なうものではないと思います。また1脚に横材の補修跡がありますが、構造てきな問題は無さそうです。
日本のモダンデザイン最初期の傑作。何度か数量限定で復刻されており、現代でも人気のシリーズ。完成度の高いデザインと直線的なラインは今でも古さを感じさせません。張り替え前の在庫もありますので、違う色味の生地をご希望の方はお気軽にご相談ください。

日本楽器 折り畳み文化椅子

サイズ   幅105〜500、奥行き485、高さ805、座面高さ390
価格   ¥57,500 (税込み) 在庫4脚