世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
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工藤健 裸婦ブロンズ作品

1937年生まれ、秋田県出身の彫刻家、工藤健(くどうたけし)のブロンズ作品です。1980年台に作られたものと思われます。
1964年の東京芸術大学大学院卒業後は、二科展の金賞受賞、国内外での彫刻政策を精力的に続け、多摩美術大学彫刻家教授、同名誉教授も務め、その作品は数多くの美術館や公共施設などにも収められています。
しっかりとした体格の裸婦がモチーフとなっており、
美しい人体の曲面を一部平面にデフォルメした作風は、モダンデザインとの共通性や、Alexander Archipenko(アレクサンダー・アーキペンコ)などのキュビズムからの影響も感じられます。
御影石のベース付き。
一部に細かいスレや緑青などがみられますが、目立つダメージはありません。
安易なコピーや複製にはない、本物のアートの力を感じさせてくれる素晴らしい作品。モダンな空間にも違和感なくなじみ、心地よい緊張感を与えつつ力強い存在感を放ってくれると思います。

工藤健 裸婦ブロンズ作品

サイズ   幅190、奥行き115、高さ525、台座幅172、台座奥行き170、台座高さ25
価格   ¥245,000 (税込み)