古道具

世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
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チーク材 ガラス開き戸重ね棚

チーク材が使用された開き戸棚です。80年代頃の日本製。上下2段に分割できる構造となっています。
直線的でシンプルモダンなデザインですが、両角は丸みを帯び、柔らかな表情を見せています。
上段には棚板が5枚、下段は中心で縦に区切られ、左右で合計4枚の棚板が付属します。
中間には2杯の引き出し付き。中は取り外し可能なトレイと仕切りが設けられ、細かいものが整理しやすそうです。
棚板は、上下段ともに約6cmのピッチで高さの調整が可能です。
扉枠と引き出し前板には無垢材が使用されています。扉の引手にはウォールナット材が埋め込まれ、色のコントラストがいいアクセントに。
丁寧に埋め込まれており、高い技術力を持つ工房で製作された物であることが窺えます。
丸みを持たせた彫り込みは本体のフォルムともよく合っており、統一感のある印象に。
内部に筋状のスレがあり、
細かい打ち込みや薄いシミ、
棚板があった部分との色の差異などが見られます。
引き出し底板にも使用跡があり、
下段扉の向かって左側にやや反りが生じており、上部が少し浮く状態です。
側面や扉に使用された柾目の突き板による直線的な木目も、全体の雰囲気と調和しています。日本製らしいかっちりとした作りと、豊富な収納力が魅力的。ディスプレイを楽しみつつ、食器などがしっかり整理できそうです。

チーク材 ガラス開き戸重ね棚

サイズ   幅900、奥行き440、高さ1,900
価格   売約済 ありがとうございました。