Hans Olsen マホガニー材チェア デンマークFrem Rojle工房製、同社から発表されたダイニングセットでも知られるHans Olsenによるデザインの、60年代に作られたアームチェアです。フレームはマホガニーの無垢材、背と座は黒の合皮張り。 FDB(デンマーク生活協同組合連合会)にHans J.Wegnerの紹介で入社し、27歳の若さでBorge Mogensenからデザインマネージャーの座を受け継いだPoul M. Voltherとの共同デザインによるプロダクトと言われています。 派手な個性はありませんが、水平なアームと両端に向けて僅かにテーパーする縦材による構成が絶妙。 直線的な木目が美しく、質の高い材のみが使用されているように思われます。 座面下の前後の横材の曲線もきれい。 本革のようなシボ加工が施されたビニールレザーがいい表情を見せています。 前脚から伸びる材はアームを貫通して楔で固定され、意匠的なアクセントに。 座面を支持する材と脚部との接合部分は僅かに面取り処理が施され、ディテールに変化をつけています。 木部に小キズがあり、 背もたれや、 座面の合皮にも小さな傷やスレが生じていますが、目立つ大きなダメージはなく、ぐらつきなど構造に関わる問題もありません。 落ち着いた印象の、絶妙なバランスによる素晴らしい佇まいの1脚。ローズウッドのデスクやテーブルにも合うと思います。 Hans Olsen マホガニー材チェア サイズ 幅640、奥行き568、高さ797、座面高さ450 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )