世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
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本澤和雄 “Saturno” ペンダント

1972年にヤマギワから発表された、本澤和雄によるデザインの“SATURNO”の小振りなペンダントです。
“SATURNO”はイタリア語で「土星」の意味で、その名の通り土星表面の横縞模様を思わせる円形モチーフの連続で構成されたデザイン。
海外のデザイン賞も受賞した、70年代を代表するジャパニーズモダン照明器具で、12枚のルーバーから漏れる灯りと下から照らす灯りで空間を照らします。
「単純な形状の照明器具の10倍の手間がかかる」と当時のカタログに書かれていたという、とてもコストのかかる複雑な構造が生み出す、たいへん贅沢な造形。
当時のデザイナー、メーカーの意気込みが伝わってきます。
電球は口径26ミリの一般球1個使用で、LED電球もお使いいただけます。白熱電球は60wまでのものをお選びください。
引っ掛けシーリングキャップと、シーリングカバーも付属します。
表面に細かい錆やメッキの凹凸が見られ、
内側の白い塗膜にもやや黄ばみ、錆が出ていますが、大きく損傷している箇所はありません。
メタリックな表情と、モチーフの連続が作り出す幾何学的なフォルムによる、傑作照明。小振りで吊りやすく、コンパクトな空間や玄関、広い空間のアクセントなどで存在感を発揮してくれると思います。

本澤和雄 “Saturno” ペンダント

サイズ   直径182、高さ240、コード長さ430
価格   売約済 ありがとうございました。