世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
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桜無垢材 肘掛け応接椅子

桜と思われる無垢材フレームの肘掛け椅子です。昭和20〜30年代のものでしょう。張り地は明るい茶の合皮。
アーム先端から斜めに伸びる後ろ脚と、その中間から伸びる前脚によるフレーム構造に個性が見られます。
デザイン的にはややアールデコの影響が感じられ、アメリカや北欧を中心としたミッドセンチュリーモダンとは少し違ったテイストが見られます。
背と座の間には空間が空けられ、少しですが視線が抜けることでより軽快な印象となっています。
木部は、角を残したシャープな仕上げとなっています。
ボルトを隠す飾り鋲の異素材感がいいアクセントに。
背もたれ裏側の合皮上部に小さな破れが見られ、
座面に若干の使用感が見られます。
木部にも細かい傷や打ち込みがありますが、目立つ大きなダメージや構造的な問題はありません。
名のあるデザイナー、工房による椅子ではないようですが、少しのレトロさと独特なモダンさが共存した、とてもいいデザインだと思います。

桜無垢材 肘掛け応接椅子

サイズ   幅622、奥行き680、高さ805、座面高さ410
価格   売約済 ありがとうございました。