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Juan Gris リトグラフポスター 1965

スペイン生まれで、主にフランスで活動した画家Juan Gris(フアン・グリス)の、1965年6月から7月にかけてパリ8区のGalerie Louise Leiresで開催された個展のために、Mourlot工房で刷られたリトグラフポスターです。当時のオリジナル。額装されていないシートでの販売となります。
Juan Grisは1906年にパリに移住し、ピカソやジョルジュ・ブラックに影響を受けてキュビズム絵画を描き始めます。
タイトルには“GOUACHES ET DESSINS 1910-1927”とあり、画家としてのキャリアを通しての、不透明水彩画とデッサンを中心とした展示だったようです。
メインビジュアルとなった作品も、鉛筆による描写と、白いアクリル絵具で描かれています。
Galerie Louise Leiresは、ピカソの画商で会った父から譲り受けたルイーズ・レイリスが運営するギャラリー。現在も同じ住所で存続しています。
ヨレが数カ所見られますが、目立つダメージはありません。
ピカソ、ブラックがキュビズムを離れた後も、生涯キュビストとして描き続けたグリス。日本ではあまり知られていないアーティストですが、キュビズムらしい画面分割による画風が20世紀初頭のパリの先進性を、モダンなフォントや文字色からは60年代的なセンスが感じられ、当時の空気感を今に伝えます。

Juan Gris リトグラフポスター 1965

サイズ   横449、縦563
価格   ¥18,500 (税込み)