Juan Gris リトグラフポスター 1973 1887年にスペインで生まれ、1906年にパリに移住したキュビズムの画家、Juan Gris(フアン・グリス)の作品がメインビジュアルとして採用された、1973年に開催された“CUBISTES”展のために、Mourlot工房で刷られたリトグラフポスターです。当時のオリジナル。額装されていないシートでの販売となります。 使用されているのは、1913年の作品“Nature Morte au Livre(本のある静物画)”。 “Hommage to Max Jacob”という副題がつけられています。Max Jacob(マックス・ジャコブ)はキュビスムを代表する詩人で、小説家、劇作家、画家、美術評論家でもあり、ダダイズム、シュルレアリズムの先駆者としても知られる人物です。 5月から9月にかけてはフランス南西部の町、ボルドーのGalerie des Beaux-Artsにて、9月から11月にかけてはパリ16区Palais de Tokyo(パレ・ド・トーキョー)内にあるMusée d'art moderne de la Ville de Paris(パリ市立近代美術館)で開催されていたようです。タイトルの通り、キュビスト達の回顧展的な展示内容だったともの思われます。 数カ所のシミ、折れ癖が見られますが、大きなダメージはありません。 きれいな色使いと、ややクラシカルなフォントの組み合わせが上品な印象。感覚よりも理論を重視し、キュビストの中でもカラフルで比較的描かれたモチーフがわかりやすい、Juan Grisの特徴がよくわかる1枚です。 Juan Gris リトグラフポスター 1973 サイズ 横458、縦729 価格 ¥23,500 (税込み) 購入する ( Contact )