昭和初期栗無垢材9杯小引出し

栗と思われる無垢材で作られた小引き出しです。昭和初期。

深さの異なる引き出しが2列に4杯並び、その下に幅広の引出しが1杯付属しています。

引き出しは、下に行くにつれて深くなって行きます。

天板の背板には象嵌によるアール・デコ調の装飾が施されており、この時代ならではのディテールとなっています。

角ばった形状の金属製取っ手は全て当時のオリジナル。

鍵は付属しませんので、ご了承ください。

はっきりとした栗の木目がとてもきれい。無垢材ならではの質感もいい雰囲気です。

装飾に一部欠損があり、

シミや、

欠け、

引き出し内部の汚れ、

取手に若干の歪みなどが見られますが、目立つダメージや使用に支障のある問題はありません。

本体から面取り分前に出た引き出しや上部の曲線的なカットなど、戦前の洋家具職人の腕の確かさが窺えます。あまり数が出ないタイプの小家具。デスクや作業場での小物の整理にいかがでしょうか。

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