世界のモダンデザインと民芸 日本人の買い物の軌跡
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Simo Heikkilä “Artzan”

1943年フィンランド・ヘルシンキ生まれのデザイナー、Simo Heikkiläによる1985年に発表されたアームチェア“Artzan”です。
Simo Heikkiläはマリメッコのデザイナーとしてキャリアを始め、その後独立し現代フィンランドを代表する空間・家具のデザイナーとして活躍しています。
ロの字型の両サイドとプライウッドの背と座による構成で、明るい色味のメープル材が主として使用されており、黒く塗装されたアームと後ろ脚がアクセントに。
背と座もメープルの突板仕上げ。おおらかな木目がきれいにあらわれています。
座面は金属のバーを横材に差し込んで固定しており、上にあげると抜ける構造となっていますが、機能的な意味はないようです。
金属部分にサビが生じています。
また、全体的に細かい傷や汚れがありますが、目立つ大きなダメージや構造に関わる問題はありません。
日本では保どんど紹介されたことのない、80年代らしいフィンランドのモダンデザイン。色のコントラストや、直線と曲線のバランスも秀逸です。

Simo Heikkilä “Artzan”

サイズ   幅590、奥行き530、高さ880、座面高さ425
価格   売約済 ありがとうございました。