天童木工ブナ材プライウッドチェア ブナ材が使用された、天童木工社のヴィンテージ・プライウッドチェアです。1950年代頃。 古い塗装を剥がしてオイルにて再仕上げしており、座面も張り替え済みです。 座面下から伸びる背を支えるプライウッドによる構造は、Charles & Ray Eamesによるデザインの“DCW”からの影響が感じられます。 横から見ると、脚と、前後をつなく横貫のラインの美しさに気づかされます。 背もたれの形状や、 スペーサーを入れた構造などもイームズからの影響でしょう。 張り地はさらりとした手触りのコットン×リネンのファブリック。柔らかいグリーンがブナの優しい木目とよく合っていると思います。 背もたれに表面的なクラックやシミ、角の突き板に欠けなどが見られます。 他にも金属部分の錆や、 全体的に細かい傷や打ち込みが見られますが、目立つ大きなダメージや構造的な問題もありません。 同時代のデザイナーたちからリアルタイムで影響を受けていたであろう、国内メーカーやデザイナーの意気込みが感じられる椅子。プライウッドの特性を存分に活かしたグッドデザインが魅力です。作りと素材が良い椅子は、手をかけることでまた美しい姿を見せてくれます。張り替え前の在庫も2脚ありますので、張り地のオーダーをご希望の場合はお問い合わせください。 天童木工ブナ材プライウッドチェア サイズ 幅425、奥行き490、高さ785、座面高さ430 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )