チェコ Jaroslav Svoboda 花器

1938年生まれ、現代チェコの重要ガラス作家の一人であるJaroslav Svobodaが1990年に創業した、自身の名を冠したガラス工房で製作されたガラスの花器です。底面に“2007.10.20.”の表記が見られます。

透明感のあるベース部分からオレンジの首が伸び、先端で2つに割れた有機的なフォルムが個性的。

ベースは中に紫のガラスが入っており、立体感を奥行きを感じさせます。

側面の下に、為書きや製作した職人のものと思われるサイン入り。

表面的なスレが数箇所に見られますが、キズや欠けなどはありません。

13世紀から続く、歴史あるボヘミアンガラスの産地であるチェコ。ムラーノガラスとも少し異なるアヴァンギャルドさが興味深く、現代のガラス作家にも面白いデザインのものが多い印象です。

古道具