猪飼節子 銅版画作品 1941年東京生まれ、現在はドイツ・デュッセルドルフ在住の画家、猪飼節子による1996年の銅版画作品です。 ヨーロッパを中心に各国で個展を開催しており、特にドイツでは版画集を数多く出版するなど高く評価されているようです。 白地に青と黒の線や面が交差し、グラデーションや強弱によって図柄が表現されています。 ベースにもグラデーションがつけられ、その上に大胆さと繊細さが同居した有機的な線たちが重ねられています。 さまざまな技法を駆使していると思われ、銅版画のイメージを覆される多彩な表情に驚かされます。 鉛筆の肉筆によるエディションナンバーとタイトル、サイン入り。 明るい色味の木製フレームで額装済みです。 フレームの角に若干の隙間があり、 打ち込みなどもが見られますが、作品に目立つダメージはありません。 その日の天気や自分の体調、気分で印象が変わりそうな解釈の幅の広さが抽象画の魅力の一つですが、こちらの作品には動的な静けさがあり、激しさの中にも落ち着きを感じます。 猪飼節子 銅版画作品 サイズ 縦562、横745、厚さ23 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )