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Poul M. Volther チーク材チェア

デンマークFrem Rojle社製、Poul M. Volther (ポール・M・ヴォルタ) によるデザインのチーク材ダイニングチェアです。60年代のヴィンテージ。
ヴォルタは1949年にハンス・J・ウェグナーを介してデンマークFDB (生活協同組合連合会) の子会社であるFDB Møblerに入社し、1950年に27歳でボーエ・モーエンセンから引き継いで同社の2代目代表に就任しています。
シンプルで機能的、かつバランスの良いデザイン性はモーエンセンに通じるものがあり、派手な個性はありませんが、テーパーした縦材のラインや背もたれのカーブなど、細部まで行き届いた美意識が感じられます。
水平と垂直のラインを主とした構成からは、Frem Rojie社が製造を担当したHans Olsenデザインのダイニングチェアのような印象も。
背もたれにはプライウッドが使用され、緩やかな曲線が体をしっかりと受け止めます。
座面はオリジナルの合皮。
きめの細かいシボの型押しとニュアンスのある色味により、ヌメ革のような表情を見せています。
木部に細かい傷みがあり、
張り地にも小さな汚れがありますが、目立つ大きなダメージや、ぐらつきなど構造に関わる問題はありません。
垂直の脚が並んだ姿がきれい。端正な佇まいで、4脚セットで揃えるのもおすすめです。

Poul M. Volther チーク材チェア

サイズ   幅468、奥行き475、高さ760、座面高さ435
価格   売約済 ありがとうございました。