“Georg Jennerwein” 木版画作品 19世紀のドイツ・バイエルン地方の山脈に実在した人物、Georg Jennerwein (ゲオルグ・イェナーヴァイン) をモチーフとした木版画作品です。 イェナーヴァインは伝説的な狩猟の腕前を持つ密猟者。25歳の若さで殺されてしまったこともあり、狩で得た獲物を貧しいものに分け与えるヒーローとして語り継がれているようです。 こちらの作品でもイェナーヴァインは猟銃を持っており、足元には仕留めた鹿や猪が、銃にはうさぎが描かれています。 羽を刺した帽子、凛々しい表情と見事な口髭は、写真に残るイェナーヴァインの特徴そのまま。 山岳衣裳に身を包み、 登山靴で踏みつけているのは密猟を取り締まる警察官でしょうか。 遠くの山から見事な角を持つ鹿が見つめており、 銃の先に刺した花からは彼のロマンチシズムが窺えるようです。 エディションは32/100。 作者のサインが見られますが、詳細は不明です。 金彩で仕上げられたフレームで額装されており、 裏面には壁掛け用のワイヤー付き。 アクリル表面にスレ、 フレームに傷や塗装の剥がれが見られますが、作品自体に目立つ汚れはありません。 ゴールドのマットと切り口の赤が差し色となり、白黒の作品を上品に引き立てています。ユーモラスな作風が素朴な木版画ならではの表現によく合っており、木々に囲まれた別荘などの空間によくマッチしてくれると思います。 “Georg Jennerwein” 木版画作品 サイズ 縦750、横580、厚さ20 価格 売約済 ありがとうございました。 購入する ( Contact )