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天童木工 “OM5030C” 剣持勇

天童木工社製、剣持勇デザイン研究所によるデザインの“OM5030C”です。発表は1965年、80年代まで製造されていたモデルとなります。
現行でもプライウッド仕上げやファブリック張りの4本脚タイプは製造販売されており、発表から60年近く経った現在でも古さを感じさせません。
合皮を張るには特殊な技術が必要とされ、鋳物のベースを作るためには砂型のコストが高くなるため、こちらのモデルは廃番となっているようです。
3次曲面のラインが美しく、
鋳物ならではの脚部の造形もきれい。
昇降の際は、座面下の丸いパーツを回して調整してください。
合皮に細かい傷みがありますが、目立つダメージはありません。
座面裏の切れ込みは空気抜きです。こちらはダメージではありませんのでご了承ください。
金属部分にも細かい傷みが見られますが、構造的な問題はなく、キャスターの動作もスムーズです。
天童木工の高い技術力があって実現したジャパニーズモダンデザイン。デザイナーとメーカーが密接に連携し始めた時代が産んだ名品です。

天童木工 “OM5030C” 剣持勇

サイズ   幅530、奥行き530、高さ697〜745、座面高さ410〜450
価格   売約済 ありがとうございました。