ビーチ材曲木コートハンガー

ビーチ無垢材が使用された、曲木のコートハンガーです。

1900年代初頭のトーネット社のデザインをベースに、1940〜50年代に東欧の工場で作られたものと思われます。

技術的にはしっかりした工場で作られており、先細りの曲線もきれいに表現されています。

控えめながらも数カ所に挽き物による装飾が施されており、クラシカルかつモダンな印象を与えています。

表面的なクラックや、

接合部に若干の隙間が見られます。

また、脚先にも数箇所打ち込みが見られますが、いずれもそれほど気になるものではないと思います。

中心のポールが材の乾燥によりやや曲がっていますが、使用には支障のない程度です。

定番とも言えるデザインで、玄関ホールを品よく彩ります。やはりベントウッドチェアとのコーディネートは間違いありませんね。

古道具