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“一生” 抽象画 二曲屏風

和紙が使用された、モダンな図案の二曲屏風です。左下に「一生」と筆によるサインと落款が見られ、愛知県西加茂郡小原村出身の和紙工芸作家、山内一生氏による作品の可能性がありますが、一般に知られている作風とはかなり異なる図柄で、詳細は不明。
オランダを代表する芸術家、Piet Mondrian (ピート・モンドリアン) の作品を彷彿とさせる図柄で、直線を中心としたグリッドに大和色的な彩度の低い3原色を落とし込んでおり、日本の伝統的な調度品である屏風に不思議とマッチしています。
日本の屏風絵によく見られる金雲のような表現も目につきます。
テクスチャーや色味が異なる和紙が組み合わせられ、
金箔のような発光感のある素材がアクセントとなり、絵画とは異なる独特な表情を見せています。
角の錺金具(かざりかなぐ)の菊紋様もポイントに。
作品表面に細かい傷や、
裏面に破れ、色やけが見られます。
椽の漆に剥がれている箇所がありますが、作品全体の雰囲気を損ねるような目立つダメージはありません。
絶妙な配色のセンスや和紙の質感を活かした抽象表現など、細部まで見応えのある作品。モダンで抽象的な図柄の屏風はかなり珍しいと思います。日本の民芸家具とのコーディネートや、直線的なモダン家具と合わせたり、コンクリートや金属などを取り入れた無機質な空間に置くのも絵になると思います。

“一生” 抽象画 二曲屏風

サイズ   幅1,565(784)、奥行き20(40)、高さ1,565、()は閉じたサイズ
価格   ¥98,500 (税込み)