山本浩二 抽象絵画作品 1991年
1951年生まれ、1973年から3年にわたりスペイン・マドリードのシルクロ美術研究所とプラド美術館で古典を学び、現在はイタリア ミラノを拠点に活動を続けている抽象画家、山本浩二氏による1991年の作品です。
背景は明るさの違うグレーが斜めに切り替わり、
下には白と青の長方形。
白で薄く塗装されたオーク材のフレームで額装されており、内側を削った立体感が作風とマッチしているように思います。
技法はおそらくシルクスクリーンでしょう。
ガラスやアクリルのない額装ですので、絵の具のテクスチャーや重なりを直接感じることができます。
作品左下に、背景とほぼ同色で“Yamamoto '91”とのサインが見られます。
フレームの右上にわずかな欠けが見られますが、作品自体は良好な状態です。
構図には心地よい緊張感があり、表情豊かな背景は自然界の光景を切り取ったかのよう。静と動や光と影、無機と有機など、対称的な要素を同時に感じることができる、素晴らしい作品だと思います。
山本浩二 抽象絵画作品 1991年
サイズ 縦1,215、横850
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