“ブナコ” ペンダントライト
青森県の工芸品である“ブナコ”の技法を用いて作られたペンダントライトです。70年代頃に山田照明で販売されていたもの。
“ブナコ”は、1mmほどの厚さに薄くスライスしたブナの木をコイル状に巻き付けてから整形する技法で、昭和31年に青森県の工業試験場で考案されました。
青森のブナ材は含水量が多いため、狂いが大きくかつ腐りやすく、従来の木工加工技術では乾燥が難しかったため、建築や家具用として利用できる木材ではなかったようです。
そこで生まれた“ブナコ”の技法により、材料を無駄なく有効に活用することが出来るようになりました。
上部には真鍮色のパーツが付けられており、モダンなデザインに上品さを付け加えています。
絶妙なずらし具合により、滑らかで美しいお椀型に。
灯に照らされたブナの表情もきれいです。
電球は口径26ミリ。バランス的には大きめなボール球がおすすめです。LED電球もお使いいただけます。
上部の金属パーツに細かい変色が生じており、
シェードの表面に凹みや傷があり、
内側に若干の隙間や薄いシミが生じていますが、目立つ大きなダメージはありません。
ナチュラルなブナの木肌と真鍮色の対比はヴィンテージならでは。ジャパニーズモダンの他、北欧やアメリカのミッドセンチュリーアイテムとの相性も良さそうです。
“ブナコ” ペンダントライト
サイズ 直径500、高さ265、コード長さ850
価格 ¥43,500 (税込み)
配送ランク 家財便 Aランク