昭和初期 ガス燈テーブルランプ
大正〜昭和初期のガス燈をベースにした、テーブルランプです。
日本で街路灯としてガス燈が使用され始めたのは明治5年。以降広く普及し、洋館の室内灯としても活用されるようになります。こちらも書斎などで読書灯として使用されていたものでしょう。
シェードは下向きで、それまでの炎によるオレンジの灯りで照らす芯炎式よりも輝度が高い、白色の灯りによるマントル式が採用された器具がベースとなっていることがわかります。
シェードの上半分はサンドブラスト加工されており、点灯すると光が柔らかく広がります。
電球は口径17mm。LED電球もお使いいただけます。
シェードは上部3箇所のネジを回して緩めると取り外せる作り。
コード中間にロータリースイッチが付属しています。
ガスのコックはレバー式で、点火や炎の調整をより簡易に行えるよう工夫されたガス燈後期のモデル。それ以前の「丸型つまみ式(バルブ回転型)」に比べて操作性が高かったようです。
シェードには、古い手吹きガラスらしい表情も見られます。
全体的に細かい錆が見られ、
上部ガラスの縁に薄いスレがありますが、取り付け後には見えない箇所となります。目立つダメージや、使用に支障のある問題もありません。
街灯がそのまま小さくなったようなユニークなバランスで、真っ直ぐに伸びたポールから半円を描いてシェードが吊り下がる姿には、凛とした存在感があります。当時の生活を想像しつつ、優しい灯りをお楽しみください。
昭和初期 ガス燈テーブルランプ
サイズ シェード直径105、ベース直径160、幅270、奥行き160、高さ742
価格 ¥47,500 (税込み)
配送ランク 宅急便 160サイズ
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